東太平洋のクロマグロ漁獲枠が初めて設定されました
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「全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)」の会議で、いままで規制のなかった
東太平洋でのクロマグロの漁獲枠をはじめて2年間で計1万トンと決まりました。
これは主にメキシコ沖で操業しているもので日本向けに輸出されておりますが、
日本としてはこの地域からのクロマグロは不要なのであります。
それは海水温度が高くマグロに脂が乗らないこの地域での操業は
良質な資源確保の観点から云って「魚の価値を下げる」のと同時に
「貴重なマグロを無駄に捕ってしまう」ことに繋がると云う考えからです。
今回の会議は日本が昔から実行している世界規模で資源としての魚を守るために
良質な魚だけを捕る。そして必要以上に捕らない。と云う
日本漁業の考え方が認められ始めてきたのではないか。今後ともこの方向で
政治の枠を越えて地球環境保全のため各国が真摯に話し合いを続けて頂きたい。
とまぐろのみやこ高橋は考えています。