オリエンテーション

時は昭和50年代、タカハシが東北の田舎から
単身東京の印刷会社へ就職したときのお話し

– 社員研修 –

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新入社員を新しい環境に
順応させるための教育指導

新社会人に必ず付いてくる「最初の試練」

1970年代はまだ行け行けGO!GO!な高度成長期

会社に絶対服従且つ猪突猛進型社員にするため

いわゆる「鬼の教練」が推奨されていてこの会社

にも1ヶ月に渡る社員研修がありました。

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社会に出たら自分以外全員敵だ!人生は戦いだ!

何事も最初が肝心!タカハシの未来はこの研修

初日で決める!出遅れは絶対許されないのだ!

研修初日の朝8時30分! いよいよ新入社員間での

序列を決めるマウント大会(通常は特技や乗って

いたバイクが○○とか、もし有れば表彰経験等の

カードを順番に出して行く、ネタが切れたときは

でっちあげの武勇伝で再参戦する)が始まります、

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よっしゃ行くぞーっ!て思ったら…
大卒組から「おまえら(高卒組)はマウント禁止!

俺たち(の序列)が決まるまで全員横並びで待機」

って言われて身動きできひんなんだよ〜!ってなる

主導権を握る大卒様では
通常は学歴順位が序列になるのですがこの時代

応援団や体育会系出身の大卒人気が凄まじくて

1に体力、2に根性、3、4が無くて5に学力で、

的な感じで大卒様方の序列が決まったらしい

うちは製造業だしやっぱ体力勝負で決まるよね

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社員研修は死語?

今は「オリエンテーション」って言うらしいです

…ってアタリが柔らかそうな英語にして置けば

突付き易くて良かろう! って魂胆ミエミエやん 

ところで現在も鬼教練を行う会社はあるのかな?

と思ったら燈台下暗し昨年就職した息子が入社

1週間で後頭部にポッカリ10円ハゲ造ってました


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ありがとう、人間。鍛えて頂いてなんぼです。 

なんぼ…って 10円!?



昭和50年代、ザックリ言うと
高度経済成長が一段落して経済的にも豊かになって来た。

企業の週休2日制も手伝って休日は観光やレジャーを満喫
春秋は高原ペンションでテニス冬は私をスキーに連れてって
がトレンドで行楽地はどこも超満員竹の子族暴走族も大盛況

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情報伝達はメデイアからの片側通行、雑誌で文通仲間や売り
買い募集記事に個人の住所指名電話番号が記載されていた

最新の通信手段はFAX、仕事も個人間も連絡は全て固定電話
古き良きアナログ時代の最後期「デジタル革命前夜」でした。

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