マグロの種類とは

マグロには複数の仲間(種類)があります。

大きくは以下の種類に分けられます。

本マグロ(クロマグロ) 100キロオーバーの成魚いわゆる大まぐろ
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幼魚の頃は メジ などの別名が付きます。
kuromaguro 生息地は北半球のみで赤道を越えて南半球へ廻ることがないため、分類学上
太平洋黒マグロと大西洋黒マグロは別の種として扱われる。

天然の成魚での漁獲量が少ないため時折「絶滅危惧種行き」との声があがることでも知られている。

そのため農水省が大学などの研究期間と共同で養殖の研究をおこなっており、それまで主流だった
幼魚を捕獲して生けすで一定期間育てて出荷する畜養(半分養殖のマグロ)を更に進化させ現在は
生けすで育てたマグロの卵の孵化からの完全養殖の成功にまで漕ぎ着けている。

太平洋マグロの回遊ルートは日本の三陸沖で分かれる北側を廻る親潮と南側を廻る黒潮ルートが在
ることが解っている。

産卵の際は黒潮に乗って東南アジアの辺りで産卵するのではないか?との調査がありそこから北へ
登ってくる「幼魚(メジ)」なときにカツオなどと混ざって捕れてしまうのですが、これを無制限
に放置していると将来の成魚になれない。と言うことで日本はアジア太平洋会議の席で各国へ本マ
グロの幼魚の漁獲量を自主規制することを伝え、黒マグロを絶滅させない様、皆で協力し合おうと
の発言を行った。

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キハダマグロ  幼魚の頃は  キメジ (キハダマグロの子マグロ的な) 

メバチマグロ  幼魚の頃は  ダルマ (目玉が大きくて丸々しているから)
生息海域の緯度幅が広い、生息深度が深い、比較的大型(80キロ台が珍しくなく希に150キロなど
という大バチマグロも揚がったりする)に成長する。漁獲量が多い。脂が乗ったものは本マグロに
勝るぐらい旨いのも出る。と云うとてもありがたいマグロで、一般的な旨いお刺身、旨い寿司ネタ
と云えばメバチマグロと言っても過言ではない。

インドマグロ(ミナミマグロ) 日本で捕れないため幼魚の日本名はありません
南半球のみに生息するマグロ、漁場は南太平洋のケープタウン沖とインド洋のオーストラリア沖と
ニュージーランド沖、昔は天然ものしかありませんでしたが幼魚を生けすで一定期間育てる半養殖
「畜養」の技術ができたことで現在は天然より畜養の方が入荷が多くなっています。

身色の赤色が濃く、本マグロと比べて酸味が少なく、また甘味も強いことからにぎり寿司にはインド
マグロが一番合う。とされており主に寿司用の高級ネタとして流通しています。


ビン長マグロ

生息地は7つの海、世界中どこでも捕れる。漁獲量も多く資源が減ってしまう心配をしなくて良い。
と言う誠にありがたいマグロ。マグロの仲間で比べると最も小型で体長も1メートルぐらいにしか成
長しませんが他のマグロより漁がし易いこと、安値だが缶詰用として確実に金になること、元々脂が
乗らないので鮮度落ちもそれ程神経使わなくて済む、天然食材として100点満点のサカナ。

日本近海の漁で生で捕れた脂が乗ったビン長マグロで鮮度の高いもののお刺身は美味いです。

 

カジキマグロ、マグロ名が付いていますが魚類学ではマグロ類でないのでさわりだけお伝えします。
カジキマグロには「マカジキ」「メカジキ」「バショウカジキ」「クロカワ」「シロカワ」等があり
日本近海の漁で捕れた生カジキで鮮度の高いもののお刺身は美味いので高値で取引されます。


その他同じマグロでも個々の内容(出来具合)によって更に名前に尾ヒレがついて回る。と言うの
がマグロを含む水産業界に存在しております、本マグロを例にしますと

幼魚はメジやシビなど名前を変えて区別している。
成魚も小型・中型・大型で区別されていて、小型と大型に対してのみ「大マグロ」などの大小が付
随成魚は更に出来具合(身の状態)味や脂の乗り具合などが付随して脂のないサカナは「赤身」

実はその細かな気配りが逆に判り難さを生み出してしまう。と言う考え方がございます。

それがいわゆる「大トロ問題」です。これは部位としての大トロに赤身サカナの大トロと脂が乗っ
たサカナの大トロがあることと部位名があたかも脂の含有量を示しているかの様な名前であること
によって「大トロ」とは「トロが沢山」と勘違いさせてしまいます。

gyojyo

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