マグロに含まれるDHA成分、恐怖や苦痛を伴う記憶を緩和


恐怖や苦痛を伴う記憶を緩和させる傾向があることが動物実験でわかった。
と、国立精神・神経医療研究センターの関口正幸室長らの研究チームが発表しました

京都市内で開かれる脳神経分野の合同学会で報告。

magu-cut2013-2
 

解説
line1
オメガ3系は、DHA(ドコサヘキサエン酸)やαリノレン酸などの不飽和脂肪酸。

実験では、オメガ3系と、植物油に多いオメガ6系(リノール酸など)の含有割合
を変えた餌を食べさせた複数のマウスに、怖がって動かなくなる程度の電気ショッ
クを与えた後、再び動きだすまでの時間を比較。

3系、6系はいずれも必須脂肪酸だが、食事の欧米化が進み、日常生活での3系の
摂取量は、6系に比べて減っている。3系と6系の割合を1対7~8にした餌を与
えた32匹は、動き出すまでに平均80秒かかったのに対し、この割合を1対1に
した32匹では平均42秒に縮まった。

関口室長は「魚をたくさん食べて3系の割合を増やすことで、不安障害の発症を抑
えられるかもしれない」としている。
line1

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする